寺院とのデザイン統合性
「寺院」の有する構成要素(屋根、構造体、壁等)の援用
寺院内構造材(柱および梁)として見立てる「線材(ライン)」は内部空間においては外部風景を豊かに取り込む額縁(フレーミング)として機能する。
「医療+介護」施設間内部においては外部で使用する「線材(ライン)」を共通(建築言語)利用とし、「クリニック」と「老人ホーム」間の統合性を図る。
「寺院」と「医療+介護施設」の連関性(「医療+介護」と「寺」間の相乗的かつ相補的関係形成の強化)
「寺院」および「医療+介護」施設の相互的アクセスの利便性と融合性を高める。
※散策路に依る「寺院」と「医療+介護施設」間の動線の確保
※ストリートファニチャー(ベンチ等)や街灯等整備に依る魅力ある外部空間形成
「寺院」の中の「医療+介護」施設としての整備を行う。(寺院敷地内にある「医療+介護」施設としての価値の創出)
※緑豊かで静寂な環境整備の強化
※入居者以外の高齢者のコミュニティー形成(サードプレイスとしての近隣コミュニティーの形成)
※子ども(里親制度を利用した子どもの養育)と老人の交流の促
医療+介護」施設を有することで広がる「寺」の活動を多様化する。
※「カフェ(将来計画)」に依る活動を多様化(食、教室、ワークショップ等)
※多角的取り組みに依り、地域へ溶け込み雇用を生み出すなど持続可能な取り組み