神奈川県 内科クリニック

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SMCコンセプト

地域への開放性
病いにある人あるいは健康増進への意欲を持つ人が「家」を訪ねるような開かれたクリニックとなることを目指す。クリニック内の患者が特定されることは回避されるべくプライバシーを確保しながら、院内の人の流れが波動のように賑わいとして外部に(街に)伝搬し、その透明性の在り方はスタッフとの視線の交換をガラス越しに行うという親密さを伴いながら「地域へ開いていく」クリニックの意思を表徴していく。
待合室および中待合室は外部(街)から連続する街のアルコーブ(くぼみのような小空間)として患者をやさしく迎い入れ、そこは木漏れ日のような明るい光に満ち、木や珪藻土といった自然素材によって包み込まれることで自然の中にいるような温かさが患者の不安や緊張をやさしく癒すだろう。
 
医師の家
待合室、中待合室が外部から延長された自然の空間ならば、診察室は自然の空間のなかの「医師の家」としての様態が相応しい。そこは医師と患者が向き合う静寂な場所が望ましく、プライバシーが確保された落ち着きのある空間が目指される。「医師の家」の内部空間は医師の医療への眼差し、姿勢といったものから医師自身の背景までをも表徴する具体的な家となり、結果、「医師の家」は患者にとって医師への信頼と親しみやすさを依拠とし、疾病の原因となる生活習慣などを含む患者の背景が語られる穏やかな場所となる。
 
動線の最適化
開設当初の少人数での運営を可能とするために医療従事者(医師、看護師、受付事務員)の動線を最適化し、移動に係るロスを最小化することが求められる。動線の最適化は医療従事者間のコミュニケーションの正確さや密度の高さへの指向と同義であり、結果、待ち時間を最小化するという患者へ向けた配慮への最大化へ繋がる。
医療従事者に対して整理された動線は同様に、患者動線としても良好な明示性(わかりやすさ)を有し、詳細な説明を受けなくとも各室への入室が迷いなく自然と認知されるインテリア形成とする。

SMC待合室
SMC診察室
SMC中待合1
SMC中待合2